口臭が強烈すぎて黙ってアメ玉を渡された俺がイメチェンを考える

会社で口臭が強烈過ぎてこっそりアメ玉を渡された俺。これはまずいと思い口臭対策に踏み切ることに。結果はいかに・・!?

用土の酸度調整って必要?

どうも、ケンです。

 

久しぶりの更新になってしまいました。

よりによってまた園芸ネタです。お許し下さい。

 

テレビの園芸番組なんかを見ていると良く出てくるのが「用土の酸度調整」。

畑を耕した後に、酸度を調整するために苦土石灰を撒く。

そんなシーンを見かけることが多いですよね。

 

実はこれ、とっても重要な作業の一つで、日本の場合はやるとやらないでは

植物の生育具合が大きく変わってくると言っても過言ではありません。

 

そもそも用土の酸度調整とは何か?

簡単に言うと、土のpH(ペーハー)を植物の生育に最適な値に調整する事。

 

日本の土壌は酸性雨の影響でpHが酸性側に傾いていることが多く、

そのままだと植物にとってpHが低すぎる(酸性が強すぎる)場合があるので、

土作りをするときには必ずpHを中性に近づける(酸度を中和する)必要があるのです。

 

その際に用いられるものが「石灰資材」と呼ばれるもの。

定番は上の方でも書いた「苦土石灰」でしょうか。

↓こんなやつです。

 

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ちょっと科学をかじったことのある人はピンとくるかも知れませんが、

石灰によるアルカリで酸性を中和し、植物が育つのにちょうどいいpHに調整するのです。

 

尚、苦土石灰の「苦土」とはマグネシウムのことで、

このマグネシウムも植物が健康に育つ上で欠かせない栄養素です。

 

酸度をちょうど良く調整出来る上に、重要な栄養素であるマグネシウムも補給出来る。

そんな一石二鳥な効果を期待して、苦土石灰が用いられるわけですね。

 

さて、この重要と言われる酸度調整。

確かに、畑などでは非常に重要なことには変わりありません。

常に酸性雨に晒される露地では特にです。

 

しか~し!!歯科~~し!

あ、歯医者に行きました。その話はまたいずれ、、、。

 

気を取り直して、、、しか~し!

畑などを持たない決して裕福な家庭ではない人は、

ベランダなどで鉢植えで育てることが多いのもまた事実。

そう、この私もまた例外ではありません。

 

ベランダの限られた狭いスペースで植木鉢の置き場所を

あーでもないこーでもない、と苦慮しながら園芸作業に勤しんでいる人は

とても多いと思うのです。

 

そんな方々に一つ警告をしたい、、、!

 

そう、鉢植えでも酸度調整は必要なのか、ということを!

 

土作りをする際に、なんとかの一つ覚えで

何も考えずに苦土石灰を混ぜ込んでるそこのアナタ。

よーく考えてみてください。

 

ベランダって大抵は雨が当たりません。

そりゃ、ボロアパートでひさしが無いベランダなら雨ざらしですが、

さすがにちゃんと屋根があるベランダのあるブッケンにお住まいの人が多いはずです。

いくら貧民代表の私でもベランダにひさしはあります。

 

そんな雨の当たらないベランダで苦土石灰入りの土を使ったらどうなるか・・・。

ハイ、もう答えはお分かりですね。

 

ベランダ園芸では買ってきた土を使うことが多いと思います。

その場合、土は植物の生育にちょうどいいpHに調整されている事が殆どです。

 

ざらしの場所ではそのような土でも酸性雨によって次第に酸性に傾く為、

定期的な酸度調整が必要ですが、雨の当たらないベランダでそれをやると、

過剰にアルカリに傾いてしまい、

かえって植物の生育に良くない事態となってしまうのです。

 

ましてや水やりに使う水道水は地域によりますが、完全な中性よりも

ビミョーにアルカリに傾いている場合が多いです。

中性のpHは7ですが、例えば7.4とかですね。

 

下手に酸度調整をしなくとも、水道水で水やりを続けている限りは、

土の酸度は限りなく中性に保たれ続けるというわけです。

 

あっ、節約意識の強い人で、貯めた雨水で水やりをするぜこんちくしょう!

って人はまた別ですよ、念のため。

 

ちゃんと苦土石灰を混ぜてるのに生育が悪いな、、、とお悩みのそこのアナタ。

本当にその苦土石灰、必要ですか?

もう一度よくご自身の環境を見直し、よく考えてから使うようにしましょう。

 

それでは、アディオス!